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Embedded Technology 2017   テレダイン・レクロイ・ジャパン株式会社様ブースに
シグナル クオリティ アナライザ-R MP1900A を展示 
 
 Embedded Technology 2017.png

2017/11/15 – 2017/11/17  パシフィコ横浜  小間番号 B-52

      

                                                         

アンリツとテレダイン・レクロイ・ジャパン株式会社様はPCI Express 4.0 (PCIe Gen4)の試験自動化ソリューションを提供するために、協業しています。

アンリツのシグナル クオリティ アナライザ-R MP1900A BERTとテレダイン・レクロイのデジタル・オシロスコープ LabMaster10Zi-AおよびQPHY-PCIe-Tx-Rxソフトウェアを統合した試験システムにより、PCI Express 4.0 (PCIe Gen4)の電気的特性試験や物理層のプロトコル解析、送信機・受信機およびリンク・イコライゼーションの試験を自動で行えるオールインワン・ソリューションを提供し、高速ICデバイス、ネットワークの開発効率化に貢献いたします

また、この試験システムは次世代PCIe Gen5への拡張性も備え、開発設備投資コストの低減にも寄与します

  

     yajirushi_2.png テレダイン・レクロイ・ジャパン株式会社様のブースの詳細はこちら テレダイン・レクロイ・ジャパン株式会社様のサイトへリンク



 

     yajirushi_2.png「PCI Express Gen4試験システムに テレダイン・レクロイとアンリツが協業」の詳細はこちら
  
    
アンリツは、20171115日から20171117日までパシフィコ横浜で開催された、
Embedded Technology 2017におけるテレダイン・レクロイ・ジャパン株式会社様ブースに、
シグナル クオリティ アナライザ-R MP1900A展示し、PCI Express 3.0のレシーバテストソリューションを紹介しました。
  

= 展示ソリューションのご案内 =

   
  
 

 背景


スマートフォンやモバイル端末によるデータ通信量の増加に伴い、データセンター内のネットワークインターフェースは200G/400Gイーサネットに、通信機器バスインターフェースはPCI Express Gen4 (16 Gbit/s)に高速化されようとしています。さらに高速化したPCI Express Gen5 (32 Gbit/s)の検討が開始され、高速化への容易な拡張性、シグナルインテグリティ確保のための設計検証時間短縮、投資コスト低減は重要な課題となっています。

 
 
  
 

 テストソリューション概要

   

アンリツ/テレダイン・レクロイのソリューションは、簡単に32 Gbit/sまで拡張することができるので、PCI Express 5.0 (PCIe Gen5)の要求仕様に適応したエンドツーエンドソリューションをいち早く構築することができます。

本ソリューションにより、Complianceテスト項目Transmitter TestReceiver Jitter Tolerance TestTx/Rx Link Equalization Testの自動測定が可能になります。

  

  

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■ 容易拡張性: PCI Express 1.0 (2.5 Gbit/s)から5.0 (32 Gbit/s)までソフトウェアで拡張可能

■ 設計検証時間の短縮: イベントトリガによる解析機能や高速キャリブレーションアルゴリズムを備えた

    Automation softにより波形校正、検証時間の短縮が可能

■ 投資コスト低減: 同一のハードウェアでPCI Express 5.0へ拡張でき投資コスト低減が可能


   
  
 

 シグナル クオリティ アナライザ-R MP1900Aの特長


シグナル クオリティ アナライザ-R MP1900A32.1 Gb/sまでのBit rateをカバーする高速BERTであり、高精度のリンク・トレーニング/イコライゼーションとリンク・トレーニング・ステータス・ステート・マシーン(LTSSM)解析を実施することができます。

本機は、10タップのエンファシス付きパルスパターンジェネレータ、クロックリカバリ付き高感度エラーデテクタ、12 dBのコンテイニュアス・タイム・リニア・イコライザ(CTLE)およびPCI Expressの受信機試験で必要なリンク・ネゴシエーション機能を実装しています。

MP1900Aは残留ジッタ115 fs rmsの業界最高レベルの高品質波形により、信頼性の高いジッタとノイズのトレランス試験のサポートに加え、イーサネットに要求されるPAM信号発生、受信機能を有しております。1台で200G/400GイーサネットとPCI Express評価に対応可能であり投資コストを従来に比べ、約50%低減を可能にします。



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 シグナル クオリティ アナライザ-R MP1900Aについてさらに詳しく


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「優れた拡張性と高性能PPG/EDで高速インタフェースの物理層評価をサポート」の詳細はこちら

  
  
  
 

 デジタル・オシロスコープ LabMaster10Zi-Aの特長

   

デジタル・オシロスコープ LabMaster10Zi-Aは、PCIe Gen4の送信機試験と受信機試験の校正に必要とされる25 GHzの帯域を持ち、次期シリアル規格である32 Gbit/sや、さらに高速の規格に対応するために帯域アップグレードが可能です。

LabMaster10Zi-Aと近日発表されるQPHY-PCIe4-Tx-Rxソフトウェア・オプションは、PCIe Gen4の送信機、受信機、リンク・イコライゼーション試験で必要な試験をアンリツのMP1900Aと連動させて自動的に実施することができ、設計検証期間の短縮に貢献します。

PCI Expressインターフェースのデバッグは実装されたアイパターン解析、ジッタ解析およびプロトコル情報を波形の上と表形式で表示するPCI Expressデコード機能を活用することで、直感的かつ簡便に行うことができます。

    
 
 
 

 対象市場・用途

■ 対象市場:ハイエンドサーバ、通信機器

 

■ 用途:高速電子デバイス、メモリカード、グラフィックカードなどの研究・開発